どうも!「鉛を愛し、鉛に愛された男」たけぼ~です/(^o^)\
連日、シリコン型に鉛を流し込んで、フットボールラバージグを製作しておりました。何度もトライしているうちに編み出した小技や、あると便利なアイテムなどノウハウを蓄積してきましたので、今回紹介していきたいと思います。
不良品のリサイクル
前回は写真のように引け巣のできてしまったものがありました。不良品をこのまま捨ててしまうのも勿体無いので、リサイクルの方法を紹介します。
フックの部分をペンチなどで掴んで、鉛を溶かした状態のポットの中にヘッド部分を浸していきます。
ほんの数秒で、ひきあげると鉛の部分が溶けて、リサイクルできます。フックには少し鉛のカスが残った状態となります。フックは廃棄か~(‘A`)とお考えのそこのあなた!
安心してください!スケールの端などで軽くしごくだけで簡単に鉛のカスが除去できますので、フックも再利用できます(^ρ^)
これで、失敗を恐れず何度でもトライできますね!
シリコン型のクランプ方法
以前はバイスで型を固定しておりましたが、取り外しが面倒な上に、締め加減で型を閉じる力が変わってしまい、製品の重量ばらつきの原因となっていました。
そこで、代替案として100円ショップで買った大きめの洗濯バサミをつかいました。洗濯バサミに変えたことで、作業性が格段に良くなり、型固定の荷重が安定して、製品の重量ばらつきが、約0.10g範囲内まで安定しました。
バットの上で作業する
あと、なにげに便利なのが、200mm×200mm程度のバットです。鋳込み作業では、鉛をこぼしたり、細かなカスが発生するので、バットの上で作業すれば安心です。タカギのステンレスバットだと特大あたりが使いやすそうです。
防毒マスクは必須
シリコン型から鉛を取り出す際、結構な勢いでガスが出ます。臭いもきついので、私は防毒マスクをして作業しています。鉛中毒なども注意しなければなりません。
LEEプロダクションポッドのメモリ設定
いまのところ6~8のあたりで、使用し製品の出来栄えが安定しています。鉛を流し込むときの温度は高すぎても、低すぎてもダメなので、ちょうどいい温度加減をみつけるのがコツです。。
本日の鋳込み分、
だいぶ慣れて整形不良もほとんど皆無になってきました。こんどは塗装までやってみようかと…アパート暮らしなので、塗装作業の環境をどうするかが課題です。。。