フットボールラバージグを自作する その9

どうも!「フットボールを鋳込みすぎて鉛中毒」のたけぼ~です\(^o^)/

フットボールラバージグを自作するシリーズも終盤です!

前回「フットボールラバージグを自作する その8」

ここまで長い道のりでしたが、前回、型が完成し、あとは鉛を流し込んで整形するだけとなりました。

完成したシリコン型

日曜日に釣行の予定が入ったので、前日、いや当日の深夜に…急遽1号だけ鋳込んでいきました。。

それでは、鉛を流し込んでの整形作業を紹介します。

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シリコン型に鉛を流し込む

鉛を流し込む前に、シリコン型にパール粉を筆でまんべんなく塗っておきましょう。鉛の流動がよくなり、整形不良(表面に出来る凹凸、巣)が減らせます。  

鉛は専用のポッドで溶かしました。

通常はポッドの下から鉛が出てくるような仕様なのですが、私のポッドは湯口が詰まってしまいつかえなくなってしまったので、現在はスプーンで汲み取って、鉛を流し込んでいます。

シリコン型をクランプして、鉛を流し込みました。まずは、20回程度捨てうちします。

1回目

ワームキーパーのあたりがうまく流れていません。

繰り返すこと20回近く…。

やっと型が温まってきて、型もなじんできたのか、ワームキーパー部もうまく整形出来るようになってきました。

暖機運転もそろそろ良いあたりで、シリコン型内にフックをセットして鋳込んでみます。

連続してうまくいきました!!

捨て打ちの作業が結構重要で、これに気づかなかった以前は、相当な数の不良品を作っていました。。。

コツ:整形不良がなくなるまで、捨て打ちして型をあたためる

※鉛を流し込む際は十分換気して作業を行いましょう。

余計なゲートの部分をニッパーでカットして、ヤスリでバリを整えたら完成です。

手作りにしてはなかなかのクオリティに・・・・!

と、油断したら整形不良発生。。。

今回は7個整形して、2個、写真のような不良が発生しました。

着込み作業の後半で起こった不良なので、原因は湯の温度が上がりすぎたため、冷却時の温度変化で凝固収縮が激しく起こった?と推測しています。

流し込む湯の量も関係しているかもしれませんが、今後の課題として、原因を絞り込んでいきたいところです!

完成

さてさて!出来上がって、ジグ単体の状態で重さがいくらになっているか・・・。

運命の重量測定に移っていきます。

結果、

7.35g、7.76g、7.70g、7.36g、7.49g、7.22g、7.40g

多少ばらつきはありますが、当初の狙いとした、7g台で無事に完成しました。(重量計算があっていたようでよかった…\(^o^)/)

重量参考のもととなった、がまかつフットボール28

重さが同じ過ぎて、鼻血がでそうです。。(^ρ^)

仕上げに、お気に入りのラバーを巻いて出来上がりです。

イイ感じ!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

実際につかってみた

当日に作ったジグの性能は如何程のものか…ということで、速攻で試し釣りに行ってきました。

いきなり、釣果どどん!!!

急遽連絡をとって拉致した、釣友のI氏が完璧に使いこなしてました…\(^o^)/

リアクションで食わせて外掛かりで掛けるというハイレベル。

しかも何本も釣ってはりました…。アクションのつけ方にコツがあったようで、私には真似出来ないレベルでした。。。

つくった本人たけぼ~は、かわいいサイズ1本…(๑´ڡ`๑)

この時期釣れただけでも、良しとします!

テスターさんの力を大いに借りて、自作フットボールラバージグが釣れることが証明されました\(^o^)/

つくった本人はほとんど使いこなせてませんが…。爆

もともと、がまかつのフットボール28を参考に作ったので、間違いない設計を受け継いでいますからね(^ν^)

釣りに夢中すぎて、肝心な着底姿勢の写真を撮り忘れました。。。

最後に

フットボールラバージグを自作するも今回で、一区切りとなります。

2号の存在がすっかり忘れ去られてしましましたが、時期をみて登場させていきたいと思います。

一からフットボールラバージグを自作してみようと、チャレンジ精神おおせいな方は、このブログを参考に、是非チャレンジしてみてください!(^ν^)

ところどころ、今後の知見も追加しながらアップデートしていきます。