ん?…いま、当たってた?!
バイトが浅いよ…。
なんて、冬の釣りにはよくあることですが、間違いのないフックを選択することで、冬の貴重なバイトを、ものにする確率を上げることは可能です。
上級者ほどロッドやリールよりも、フックに神経を使うってのはよく聞く話です。
今回はハードルアーで、冬の貴重な一匹を手にするために、魚に一番近い道具であるフックについて考察します。
冬のショートバイト対策
どうも!「釣り病感染者」のたけぼ~です\(^o^)/
皆さん、釣り言ってますか?
私はサラリーマンアングラーですが、毎週欠かさず釣りに行ってます。
そう、冬でもバスフィッシングの鍛錬は怠りません。。。
そんな最近の冬の釣りにおいて、フックの重要性は毎釣行で感じられることです。
特にこの時期は、「浅いバイトに対してどのように対策していくか」が明暗を分けると言っても過言ではないと思います。
その対策ができるフックとして、今回は「がまかつのTREBLE SP シリーズ」を紹介します。
がまかつ TREBLE SP シリーズ
TREBLE SPシリーズはM:ミディアム、MH:ミディアムヘビー、XH:エキストラヘビーといった細軸→太軸のラインナップがありますが、私個人は、バス用途がメインなので、TREBLE SP Mをよく使います。
冬に出番の多い、シャッド、バイブレーション、ジャークベイト等に載せることを考えると、線形の太すぎない、Mサイズが丁度いい選択になると思います。
参考にがまかつのトレブルフック重量と線形の比較表を載せておきます。
※赤枠がTREBLE SPシリーズ
SP(スプロートベンド)※SP=スペシャルという意味ではないみたいです…私はいままでスペシャルなフックだからSPなんだな。と、勝手に勘違いしてました。爆
TREBLE SPシリーズはショートシャンクな設計なため、フックのスイング幅が狭くなり、初期掛かりから貫通までのタイムラグが少なくなる、フック同士の絡みが少ない、ルアーのアクションの邪魔をしないといった特徴があります。
また、ゲイプの幅が広いため、初期掛かりが良いといった冬の釣りにおいて特筆すべき大きな特徴があります。
特に使っていて、この特徴を実感するのは、釣れてくる魚の掛かり方を確認すると、
「外掛かりが非常に多い」ということです。
タフコンディション下でのショートバイトにより、フックが口に入り切らずとも、フックポイントが触れれば初期掛かりしやすいといった、このフックの特徴が現れた掛かり方ですね。
また、TREBLE SP Mには、表面処理の違いで複数ラインナップがあります。
ハイパーシールド
防錆効果と耐久性向上と謳われていますが、表面に施したコーティング層が、酸化して皮膜をつくることで、状態が長持ちするといった、特徴があります。
釣行で使用したフックは黒ずんだように腐食してしましますが、フックポイントは鋭利状態が保たれています。
身近で使われているアルミ冊子を例にあげると、アルミはもともと酸化皮膜による、分厚い酸化皮膜で表面が覆われているため、それ以上錆びないと言った、特徴があります。
フックの材料である鉄は錆びるとボロボロになりますが、表面を酸化皮膜で覆って、それ以上錆びないようにしているのが、ハイパーシールドだと思います。(あえて表面を錆びさせて内部の鉄を保護している。)
ナノスムースコート
最近流行りの摩擦低減効果のあるコーティング。
もともと初期掛かりよいSPシリーズにナノスムースコートのラインナップが加わったことで、まさに鬼に金棒といったところ…(・∀・)イイ!!
NSB
防錆効果はハイパーシールドの方が上ですが、NSBはフックの色が黒色ということで、前回の記事で書いた、止めて食わせるという場面に有効な選択になると思います。
まとめ
TREBLE SPはショートシャンク、ワイドゲイプ設計により、初期掛かりに特化している。
冬のタフコンディション下において、この初期掛かり性能が有効になる。
フックは消耗品なので、BOXでそろえておけば惜しみなく使えますね!
このフックの単価は高いですが、冬の貴重なバイトをものにするため、是非ともTREBLE SPの実力を体感して頂きたいところです。