マダイ

ポイント
水深40m前後の砂地エリア

釣り方
船を風に対して横向きにして広範囲を流すドテラ流しの釣りになります。
5月~6月の乗っ込みシーズンは表層からボトムまでの全層、7月~11月はボトム中心を狙っていきます。
潮の効き具合によって、ジグ、タイラバ、テンヤを使い分けていきます。潮の流れにあったルアーウエイトを使うことが重要です。また、マダイの唇をとらえるためのフックサイズ、刺さりのよいフックセレクトも重要になってきます。錆びたフックや曲がりやすいフック、大きすぎるフックでは釣ることはできません。
誘い方はマダイの活性に合わせてデットスローからハイスピードのただ巻きの釣りになります。ルアーの流しすぎ、鋭いしゃくり動作、重すぎる大きすぎるルアーの使用、底叩き行為はマダイを散らしてしまうため禁止とします。

タックル
・汎用ライトジギングスピニングタックル
 とりあえず1本であればスピニングタックルをご準備ください。キャストができるので広範囲を探れます。潮止まりの時は有利になります。
 6フィート前後、適合ジグウエイト30~80g
 スピニングリール3000~4000番、PEライン0.6~1号、リーダー12~16ポンド

・ライトジギングベイトタックル
 巻き速度が安定するのと、構造上アタリがダイレクトに伝わるので感度面で有利です。フォールでのアタリをとるのにもベイトタックルが有利になります。柔らかすぎるロッド、マイクロガイドのベイトロッドでのキャストは大変危険なため基本的に真下に落としての釣りに使用してください。
6フィート前後、適合ジグウエイト40~100g
ベイトリール150番、PEライン0.8~1号、リーダー14~20ポンド

・テンヤタックル
テンヤ号数5号~20号、よく使うのは8号~15号です。スピニングでもベイトでもお好みで。柔らかすぎる竿では40m以上先の魚にフッキングが決まりません。テンヤ専用竿でしたらMH~H程度のパワーのものを推奨します。エビ餌を真っ直ぐ着けることが重要です。エサ釣りだからと適当なエサ付けではアタリは殆どきません。
7~8フィート前後、スピニング3000番、ベイト150番、PEライン0.6~1号、リーダー12~16ポンド

・タイラバタックル
マダイがタイラバを噛みにきてフックが唇に刺さり魚が反転してからアワセをいれるのがタイラバでマダイを釣るコツになります。噛みに来た時に違和感を与えない穂先の柔軟さ、それに加え絶対的な感度のあるロッドのセレクトが重要になってきます。基本的に現行のタイラバ専用のロッドであれば大丈夫だとおもいます。
6~7フィート前後、適合ウエイト40~100g、ベイトリール150番、PEライン0.8~1号、リーダー14から20ポンド

船長のワンポイントアドバイス
マダイ釣りでは大型の魚とのファイトになる場面が多々あります。ラインの結びが不十分でのリーダーすっぽ抜け、ドラグ締めすぎでのラインブレイク、ドラグ緩すぎでのフッキングミス等、アングラー側で注意しておけばとれていた魚も多々見受けられます。特にラインメンテナンス、結束部は入念にチェックしましょう!結びが不安な方は結び方を教えますので釣行の際にお声がけください。
タングステンジグの存在はゲームチェンジャーといっても過言ではありません。魚を釣りたい方はとりあえずタングステンジグの40~60gを準備いただければと思います。

釣果写真

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