アナゴ

ポイント
潮通しの良い水深5~15m前後の砂泥地帯。

釣り方
カケアガリや海底に牡蠣殻が堆積しているような地形変化のある所を狙います。夕方から夜にかけてのマズメ時を狙った釣りなので短時間で効率よく釣りができるよう、シンプルな1本針または2本針の天秤仕掛けを推奨します。水深や潮流の速さに合わせてオモリの号数はこまめに変えましょう。できる限り軽めの方が違和感なく食ってくれます。エサはイソメ、サンマ、イカなどを使い、針に縫い刺ししてつけます。誘い方は激しく小突いたりせず、ゆっくりと5cm程度のリフト→ステイ→着底の繰り返しです。ステイ中にコツコツやフワフワとしたアタリがくるので5秒程度待ってからアワセを入れます。アナゴの口は硬く、更にエサも放しやすいのでフッキングがこの釣りの一番の難しいところであり面白い要素です。エレキ操船でポイントロックしながら真下を釣っては小移動の繰り返しで基本的に真下を釣っていきますが、スピニングタックルでちょい投げして広範囲を狙って頂いた方が釣果に繋がりやすいです。移動の少ない釣りなので竿の2本出しもOKとします。釣れたアナゴは暴れて仕掛けに絡まったり噛みついたりするので素手では扱わず、アナゴバサミやタオルなどで押さえつけてからペンチで針はずしをしましょう。

タックル
・ベイトタックル
6フィート前後で短め、先調子でアタリの取りやすいロッド、柔らかすぎる竿ではフッキングが決まりません。
ベイトリール150番程度、PE1~1.2号、リーダー16~20ポンド
オモリ5~15号、うなぎ針、あなご針は釣れてるアナゴのサイズに合わせて選択

・スピンぐタックル
6.5フィート前後、先調子でアタリの取りやすいロッド
スピニングリール2500~3000番、PE0.8~1号、リーダー14~16ポンド
オモリ5~15号、うなぎ針、あなご針は釣れてるアナゴのサイズに合わせて選択

船長からのワンポイントアドバイス
牡蠣殻やアナゴの口で針先が潰されやすいので、針を即交換できるようにスナップでワンタッチに交換できるようなシステムが重宝します。エサは新鮮なものが食いが良いのでアタリがなくなったら交換しましょう。仕掛けのケミホタルは有っても無くても食いは変わりませんが、仕掛け回収時の巻き込み防止の目印になる役割の方が大きいです。

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